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慢性閉塞性肺疾患(COPD)

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、タバコの煙などの有害物質を長い期間にわたり吸い込むことで、空気の通り道である気道が狭くなる肺の病気です。徐々に進行する労作時の呼吸困難や咳・痰などの症状が出現することが多いです。肺気腫、慢性気管支炎とも言われます。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)による死因は現在第10位であり、がんや生活習慣病と並び、今後取り組むべき重要な病気の一つとされています。NICE STUDYという研究では、40歳以上で約530万人いると言われています。COPD(慢性閉塞性肺疾患)の患者では肺がんの危険性が3~6倍高いと言われています。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、呼吸機能検査、胸部X線検査などを行うことで診断します。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の治療

ほとんどのCOPD(慢性閉塞性肺疾患)は禁煙によって進行を遅らせることが可能です(禁煙治療は有用です)。インフルエンザワクチンの接種により、COPD(慢性閉塞性肺疾患)の悪化頻度が明らかに減ることが知られています。肺炎球菌ワクチンもCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の患者さんに接種すると、肺炎の発生を減らすことができますのでお勧めです。薬は吸入タイプの気管支拡張薬が中心です。様々なタイプの吸入薬があるので、症状に合わせた薬を提供させて頂きます。

呼吸リハビリテーションの重要性も知られています。また進行した場合には酸素療法(機械を用いて自宅で酸素を吸入する治療)、栄養管理も同時に考慮します。アドバイスいたしますので気になる方はお気軽にご来院ください。